通天閣あおいで お茶を飲む会 ③10月1日報告
差し入れ3件 訪問者7人
朝から雨が降りだした。昨晩の予報では夕刻からのはずであったが? 今日のお茶会には人が来ないのではないかと隣人と話していた。 雨が降る中、一時には「上田(かなよ)さんの紹介で来ました。初対面の富田さんという青年が来た。詩の学校に通っているという。 小屋と小屋との間に」ビニールを張って雨よけにした、小さなスペースで男ばかりの4人のお茶会が始まった。 全身赤で装い(カッコイイ)ゴルフ場で使うような大きな赤い傘をさして、Sさんが来る。「お茶を飲みませんか」と言ったが、差し入れを置いて去って行った。 Sさんは生活保護を受けているが、ガス電気は滞納で止められたままで、ろうそく生活をしている。今日はりんご、バナナと袋菓子を二つ差し入れてくれた。日ごろ差し入れは一心寺のお供えのお下がりだと言っている。 先週も来てくれた谷川さんもきてくれた。私は「雨にかかわる詩」を朗読した。 舞台は小屋の前の台車にくくりつけた傘の下だった。おそらく動物園や新世界に向かうだろう通行人に向けて声を出す。 その後、谷川さんのキーボードと私のホースやアルミ缶のセッションになった。私が歌を唄い出すと、谷川さんが「死んだ男の残したものは」を唄ってくれた。 富田さんもふり向かない通行人にむけて詩の朗読をした。日常の中のちょっとした出来事を詩にしている。 暗くなってから、先日私に食糧の差し入れをしてくれたKさんが来たので野宿仲間も入れて四人で共同炊事した。ラーメンライス、缶詰二個付きのメニューだった。野宿仲間の一人は野菜を入れるとおいしいねとラーメンの味を評した
by juntyandes
| 2006-10-04 10:31
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